PLDD治療について
Q. 遠方に住んでいます。どのように受診や手術を受けたらいいですか?
A. レーザー手術の前に、正しい診断をするために必ずMRI検査が必要です。来院する前に、3ヶ月以内に撮影されたMRIフィルムを持参して下さい。MRI検査については当院でもご紹介できます。当院に電話でPLDDを希望していることを伝え、予約を取ってください。受診していただいたのち、手術についてもご相談をいたします。
Q. 手術の費用はどのくらいかかりますか?
A. 現在のところレーザー治療及び受診料は健康保険の適応がされません。レーザーによる椎間板ヘルニアの手術には1椎体ごとに費用がかかります。加えてレーザー照射用光ファイバー1本の代金がかかります。手術用針と光ファイバーは感染防止のため使い捨てです。
2ヶ所以上の椎間板ヘルニアがある場合、また同一部位に再度、PLDD治療をする場合は別途費用が必要となります。費用は変動する場合もありますので、直接病院までお問い合わせください。日帰り手術なので入院料は不要です。なお、費用は手術当日の来院時にお支払いいただきます。費用は腰椎が1ヶ所¥400.000、頚椎が1ヶ所¥450.000からです。
最新レーザーの維持にかかるコスト、レーザーを導く光ファイバーのコストがかかるためこのような費用がかかります。低価格をうたっている施設もあるようですが、手術に使用する光ファイバーを再生利用しているケースもある様ですので、医療費のダンピングは考えものです。
従来の切開手術では、およそ2ヶ月の入院とリハビリが必要ですから、金額的にもメリットがあると思います。
Q. 手術の時間はどれくらいかかりますか?
A. レーザー照射時間そのものは30秒~1分程度です。最初に局所麻酔をしてから、髄核を蒸散させて手術が終わるまで、5~10分程度です。
手術後は病室にご案内いたします。2~3時間安静にしていてください。ただし、トイレに行ったり食事をするのはかまいません。その後痛くなければ自由に動いてください。診察後問題なければ帰宅できます。
Q. 手術中の痛みはありませんか?
A. レーザーによる椎間板ヘルニアの手術は、針を刺す皮膚と筋肉だけに注射によって局所麻酔をします。メスを使って皮膚や筋肉を切ったり、靭帯、骨、神経に触れることは一切ないため、局所麻酔だけですむのです。
パルスYAGレーザーを使用しているため、レーザー照射中の痛みはほとんどありません。したがって、手術中の痛みは、局所麻酔の注射ぐらいです。
Q. PLDD法はどこで手術を受けても同じなのでしょうか?
A. 現在PLDD法に用いられるレーザーは数種類あります。PLDD法に本当に適したレーザー(ダイオードレーザー、パルスYAGレーザー)や光ファイバー(アクティブファイバー)を使用していることが重要です。またガイド針をいかに正確に刺入できるか、いかに適正な量のレーザーを照射するか極めて重要ですので、十分な経験を積んだ医師が手術を行うことが非常に重要です。病院としての実績よりも、実際に手術を行う担当医師がこれまでにどれだけの手術経験を積んでいるかが重要です。
Q. レーザーにも何種類かあると聞いたのですが?
A. 現在、日本国内の椎間板ヘルニア治療に用いられるレーザーは、3~4種類あるようです。当院で使用しているレーザー以外のレーザーで手術した場合、時間が非常に長くかかったり(30分~1時間程度)、費用も50万円以上(1椎間あたり)かかるものもあるようです。
その点、当院で使用しているレーザーは熱作用の少ない最新のレーザーを使用しているうえに、さらにPLDDに適したレーザー透過率高い最新の光ファイバー(アクティブファイバー)を使用していることが重要です。そのため、安心して治療を受けていただくことができます。あまり実績のないレーザーで治療している場合、事故のおきる可能性もあります。パルスYAGレーザーを使用している施設はまだまだ少ないですが、当院と同じレーザー、アクティブファイバーを用いているかどうかを御確認のうえで、PLDD手術を受けることをお勧めします。
Q.頚椎ヘルニアもPLDD法で治りますか?
A.腰椎ヘルニアと同様にPLDD法で治療可能です。腰椎PLDD法にも増して、より正確なガイド針の挿入と精密なレーザー照射が必要ですので十分な経験を積んだ医師が手術する必要があります。
Q.「軽いヘルニアだから、手術をしないで様子を見ましょう」と他の病院でいわれました。
A.どんなに大きなヘルニアでも最初は小さかったのです。様子をみているうちに大きくなってくる可能性があります。また、クシャミやセキをしただけで突然飛び出して痛みやしびれがでてくるケースもたくさんあります。
椎間板ヘルニアはできるだけ早い段階で治療をして、激しい症状が出ないようにすることが大切です。レーザー手術は簡単で安全な治療ですから、ヘルニアが重症化しないように予防的治療としてとても有効なのです。
Q.他の病院で「ヘルニアがもっと大きくなって動けなくなったら手術をしましょう」といわれました。
A.切開手術の場合は、椎間板から飛び出したヘルニアをメスで切り取る手術方法のため、ある程度大きく脱出しないと切除できないからです。ところが、動けなくなるほどヘルニアがひどくなると、脊髄神経が強く圧迫されるため、ヘルニアを切除したあとも、足腰のしびれや痛み、麻痺などが残る可能性が高くなります。
ヘルニアの切開手術の成功例が60%程度と低いのも、「大きくなるまで、動けなくなるまで」待って手遅れの状態にしていることも関係しているのです。一方レーザー手術なら、軽いヘルニアのうちに根治的に治療することができます。痛みやしびれが出て、動けなくなって日常生活に支障が出る前に治してしまったほうがずっと賢明ではないでしょうか。
Q.他の病院で切開手術をすすめられているのですが。
A.切開手術を受ける前に、まずレーザー手術を受けるべきでしょう。わずか5~10分の手術で傷も残らず、日帰りですむのですから。
成功率も80%と高いレーザー治療を先に受けてみて決して損はないはずです。MRI検査の結果をみて、どうしても切開手術が必要な症状の場合には、率直にそうお伝えします。
Q.現在、症状のおさまっている椎間板ヘルニアはどうしたらいいでしょうか?
A.いずれ症状が出てくることが考えられます。MRI検査によってヘルニアの現在の状態を把握し、患者さんの年齢、仕事、今までの経過などから考えて、今後ヘルニアがどのような経過をたどっていくかおよその予測ができます。
もし、ヘルニアがおおきくなっていく可能性がある場合は早い時期のレーザー治療をおすすめします。将来的に痛みやしびれなどに苦しめられることを予防することによって、安心して生活できるはずです。そのメリットは大きいと思います。
椎間板ヘルニアについて
Q1 レーザー光線が椎間板ヘルニア症になぜ効果があるのですか?
A 椎間板ヘルニアによる痛み・しびれなどは、腰の骨の間でクッションの役目をしている椎間板が後ろに飛び出して、足に通じる神経を圧迫して起こっています。
レーザーで椎間板の内に空洞を作る事により、内圧をさげて神経への圧迫を除きます。
Q2 治療効果は?
A 術直後、1週間・1ヶ月・3ヶ月と時間の経過と共に良くなっていきます。改善の程度は患者さんの年齢や状態によって異なりますが、80%ぐらいの有効性が認められています。
Q3 適応症例は?
A この治療方法は、すべての患者さんに効くわけではありません。ドイツ・ボッフム大学、J.Kramer教授によると下記のヘルニアに有効性を認めます。

Q4 適応症例はどのように決めますか?
A MRI・椎間板造影などを行います。
いびきについて
Q1 いびきの原因は何ですか?
A 大きく分けて4つの原因があり、1つは口腔内構造の問題、1つは鼻中隔湾曲症などの鼻の疾患、もう1つは顎、首の形状の問題、さらにもう1つは心臓・飲酒などによって一過性に起こることもあります。
Q2 いびきの診断は?
A いびきの原因、程度をはっきりとさせる為に、口腔内、鼻腔内を内視鏡で観察したり、いびきモニターをつけていただいたりすることがあります。いびきモニターは睡眠時の心拍、呼吸数、呼吸量、いびきの音量、体位を数時間にわたって測定します。
Q3 レーザーがなぜいびき手術に使われるのですか?
A レーザーによる手術は出血が少なく、精密で手術部位以外への熱影響が極小、手術後縫合の不用など多くの利点があります。これらの利点により外来で極めて軽い局所の麻酔による手術が可能となります。
Q4 すべてのいびきはレーザーで治療可能ですか?
A 診断によってはレーザー治療が不可能な場合もあり、とくに心臓、脳血管、呼吸器に問題がある場合などは対象とならないのでその方面の専門医をご紹介します。
Q5 いびきのレーザー治療で治らない場合はあるのですか?
A なるべく患者さんの負担の少ない方法で手術するようにしています。きちんとした診断により大変高い治療効果を出していますが100%有効ということではありません。目安としては治療後、約1ヶ月で最初10であったいびきの音が2~3位にトーンダウンします。
Q6 レーザーでいびき手術の治療効果はどの程度ですか?
A 患者さんの手術前の状態により改善効果は異なり全ての患者さんが完全に治るということではありません。また、他の病気と異なりいびきで困るのはむしろ本人以外の方です。したがって改善の効果はあくまでも本人以外の方の感じ方で、必ずしもいびきの音量や頻度などの数字の改善と一致しません。
